パタパタ ヒラヒラ

私はどこへでも行けるけど。

あなたたちは不自由なの? 好きな時代に行けないの?


問題解決◉前生りょうほう


●前生のこと

 

 私が最初に前生について“出した”のは20代の頃だったと思います。“出る”って変ないい方ですが、ほんとうに“出てきた”って感じで、自然に出てきたと記憶しています。

 

 それはあるカンの強い女性の何かのリーディングをしていたときで、彼女が天の人で、

天の泉の水を汲む仕事をしていて、空を飛んで移動しているというものでした。

 

 それと同じ頃、オバケに頻繁につかれて困っている女性のリーディングをしているとき、階段の上のほうに社があるビジョンを見ました。

これは「出雲大社だと思う。昔の」といって、絵も描いてありますが、

それが事実だとわかったらのは、20年ぐらいあとのことだと思います。

 

 

●前生をみるのが日常になった

 

 前生は自然に出てきて、静止画で出てきて、次第に動いてきて、音が聞こえてきて、映画みたいになっていきます。そうやってストーリーが見えてきます。

 

 これらのビジョンを見るときは、想像などは頭の前のほうかと思うのですが、耳より後ろあたりに、平面のビジョンではなく、情景が浮かび上がります。

 

 そして私は、その絵……王族や貴族、平民などの服装、髪形、武装、剣、建物など見えた絵を描きます。

 私は歴史が苦手でよく知らないので、知っている何かが出てきているわけではないです。

 

 私から前生を聞いた方はみんな、自分のことですから興味をもって、図書館に行くなどいろいろ手を尽くして調べます。昔のことだから、ネットなんてないですから。

 

 そして、「あれあったよ、どこどこのこういう時代なんだよ」と教えてくれます。

 

 

●みている前生が現実に存在している

 

 私も、私がみている前生ビジョンが事実なんだ、という体験をしています。

 私は北米インディアンの体験が多く、次に環太平洋、そして中東らしき体験が多いのですが、

太平洋岸の北端のアメリカ大陸にいたとき、くじら漁に行くとなかなか帰ってこない夫を毎日のように海辺に立って海のかなたを眺めて待っていました。寂しい光景です。

 

 そのくじら漁のカヌーは10人ぐらいが乗れる丸木船なのです。私は10人なんかが乗れる丸木船なんて知らない、あるとも思っていないし、そんなものではるばるくじらを獲りに遠洋に行くとは思えなかったのですが、

あるとき、何かの記述でそれは現実にあったことだと知りました。

 

 

 現実かどうかはわかりませんが、もうひとつのおもしろい体験は、あるときニュースで、アルタイの山が崩れて、

衣装などがきちんと残るミイラが出てきた、女性シャーマンのようだ、

と聞いたとき、それは私だ!と思いました。服装や髪形もはっきり思い浮かびますが、ニュースでは詳しく報じられませんでした。

 

 スゴイ能力をもってる友人は、エジプトのピラミッドのことについて、詳しく教えてくれました。

彼の話したこと……周囲の地形や内部の構造などはその後、発掘などで証明さ

れています。

 彼は、どこどこに骨があり、それは自分のだ。建設したあと、閉じ込められた(生かさない)といっていました。

 私の中では、彼の服装は黒一色です。

 

 

●前生は人生より奇なり

 

 みていくと、日本人は、シルクロードや中国などの体験が多い人、シルクロードと中国は早々に環太平洋を巡る方の二派に分かれます。中国あたりはほぼ全員が体験していますが、ヨーロッパの体験は人により多い少ないがあります。エジプト体験を濃く残す人も多いです。

 

 前生で得た能力はけっこう、今ももっています。私の場合、今のほとんどが過去に培ったものだと思います。

「過去に約束したこと」もあり、それは動物や植物たちとのことなのですが、それは今、私の仕事として果しています。

 

 

 当時の私が生んだ言葉は、「人生は小説より奇なり、前生は人生より奇なり」。

 前生のカラミというのか、キャスティングの妙、それが編み出す現生の相関図は、ほんとうに巧み、人間の編み出せる業ではないと感じています。

 

 もうひとつわかったことは、前生の扉は、今に必要な、つまり、それを知ることが今に役に立つ、2つか3つしか開きません。それ以上開くのは、無意味だから。

 

 それからよく、「前生なんてばからしいよ、みんな王様とかお姫様とかいっちゃってさ」

 これね、ほんとです。だって、王様やお姫様じゃないと、因縁作れないです。因縁作りやすいのは、権力をもった人、神官や武将なども。

 権力やお金、高貴な身分は、たいがいはごほうび、あるいはテストとして与えられます。そこで業にやられて、欲出して失敗する、大きな因縁作るというのは、よくある話です。

 平民で因縁作れるのは、百姓一揆起こした

とか。そんな人です。

 でももちろん、いっしょになる約束を裏切ったとか、そういう誰にでもある庶民派の因縁もあります。

 

 

●前生を出すこと、しばらくやめていましたが

 

 しばらく、たくさんの人の前生を出してきました。前生かどうかわからないけれど、たくさんのビジョンもみてきました。

 瞑想や誘導瞑想によるビジョン、リーディング中のビジョンもたくさんみてきましたが、

 前生を出すのはけっこうたいへんだったので、必要があるとき以外はだんだんやらなくなりました。

 

 

 その後、2011年にホワイトイーグルさんが現れました。イーグルさんは私が知りたいいろいろなことに答えてくれます。

 

 イーグルさんに前生のこともききました。イーグルさんは「2000年からはもう、個人の前生にこだわる時代ではなくなった」と

いいました。

 どういうことかというと、私たちはある民族の代表として生まれている。たとえば、かつてA民族とB民族が争っていた。その怨念

のような不理解はまだ続いている。

 そのとき、A民族だったことがあるaさん、B民族だったことがあるbさんが出合う。aさんとbさんはいさかいを起こす。そして話し合いをする。

 あー、そういう考えなら、ぼくが同じように行動はしないけれど、理解できるよ。

 私も理解できる。そういう考えを子供の頃から叩き込まれて育ったら、そういう行動を取るのも当たり前ね。

 

 それで、民族間の未浄化のエネルギーが消えます。全部ではないかもしれいいけれど、確実に一部は。

 

 イーグルさんに「これからはそういう前生なのだから、個人の前生を出さなくてもいいんだよ」といわれたのです。

 

 そしてもうひとつ、神様は前生なんていくらでも捏造できるということ。

 私たちの思考のパズルがはまり、何らかの答を得て、思考にスジが通るなら、それでいい。だから、前生ストーリーを出すのはやってもいい。

 

 つまり、ヒプノセラピーと似てるかなと。そこで、ツジツマの合う好きなストーリー作って、それで問題が解け、その人のこだわり、足を止めていたもの、ネガティブが消えて、前に進める。

 

 

 話変わり、最近、前生療法が人気とききました。それで、誰かの問題解決が前生で手伝えるなら、再開しようと思いました。

 

 以前は、「今の状況」に関係する前生、特定の相手とこじれているのでそれに関係する前生、どうしてこういう性格でこういう考え方をするんだろう……などの答となる前生が出てきていたけど、

 

 今度は的を絞って、「問題解決できる前生」を出そうと思ったのです。

「療法」という言葉は違法になっちゃうから、「りょうほう」にするかな。「良法」じゃわからないもんね。

 

 私、「ヒーリング」という言葉、好きじゃないです。人が人を直せると思ってないから。メッセージやきっかけとなる何かを伝えたり、サポートはできるけれど。人が人を、黒から白にしちゃうようなことはできないでしょ、イエスのような神の権化など以外には。

 

 

 すぐにわかるいい言葉、何かないかと思っています。

 

#前世療法

 

料金/1時間 1万3000円